ここのところ、

気が付くとGHOSTになってたわたし。

ここのところ忙しくて書けていませんでした、、、書かなくなるとズルズルとそのままGHOSTになってしまうんですね〜

 

銃砲検査会も終わり、我が猟友会の懇親会が本部の渋谷で開催されました。その写真を忘れてしまい、何たる失態かと思うこの頃。

渋谷は都内でも最大規模の会員数を誇ります。こうして一堂に会すると、いろんな人がいますね〜
多くは先輩ですが「普通」という定義が分からなくなりますよ、、、私も含めてきっと変わっているんでしょう。

 

会場での話しついでに、ガンロッカーに置きっぱなしの遠射用の銃にスコープを付けなければならなかったのを思い出し、早速取り付け作業開始。
これまで「後回し」にしていたおかげで、昨年稼働日数0日のこの銃をなんとかしなければならない。

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調整の過程では、ある程度の距離を必要とします。そこで、窓から外をスコープ越しに見ますが、これを誰かに見られたらアウト。
狙撃と思われないように注意が必要だ。そうでなくともスコープ越しなので「のぞき」と紙一重の状況に陥っている自分がいる。

 

こんなことをしながらも、現在は黙々と「2019春夏シーズン」の作業をしています。そんなわたくしめですが、先日『SHIPS MAG』さんの取材を受けてきました。よかったらクリックの上、ご覧くださいませ。

Willis & Geiger

Willis & Geigerというブランドに出逢ったのは、私がまだ学生時代の90年代半ばだったと思う。たまたま訪れた古着屋さんで手にしたのが「ヘミングウェイ・ジャケット」だった。

当時、既に20年近く経っていたのではないだろうか。そのくたびれて埃っぽいジャケットを見たときの強烈な印象が忘れられない。歴史を纏う「本物」の洋服が持つ存在感がそこにありました。

 

あれから30年。

 

この度、期せずしてSHIPSさんから「サファリ・ジャケット再生」の依頼が来たのだ。依頼内容は、ディテールの抽出は正確に。クラシックから現代的なフォルムへと生まれ変わらせること。

 

「歴史」に対する挑戦がここにあります。

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まずは素材の分析から。本家は「340 Cotton Bush Poplin」と呼ばれる高密度コットンの平織り生地を使用しています。設計の詳細は割愛いたしますが、汗の発散による着用時の爽やかさや、天候に対する機能面などに優れた素材は、同社が開発したアウトドア・ファブリックです。

 

これに対し、我々はアプローチを同一としながらも、最新の革新織機を用いて「超高密度」に織り上げた「Ventile」を使用しています。より撚糸回数を増やし、限界に達する糸の打ち込み本数で、アウトドアに対する機能性の向上に加え、副産物として美しい表面光沢を手にしました。このことで、従来のアウトドア用途に加えて、都会的にモダンな着こなしにも対応できるジャケットとなったのです。

 

当時の製品を見ると、カジュアルジャケットではありますが、縫製の細かさや設計の緻密さを見て取れました。しかしパターンの設計はあくまでもカジュアルです。

私は、この製品の設計ポイントは、衿と袖にあると感じました。
ラペルジャケットに近い精度で設計がなされた衿は、しっかりとキマるので、その佇まいは大人びるものです。次に、迫力のある袖のボリューム。これは動作を妨げないために必要な運動量の確保と同時に、このジャケットの「男らしさ」を決定的なものにしていると思いました。

 

それらを踏まえた上で、本作には「肩まわり」にもラペルジャケットの設計を取り入れています。立体的な構造にするためです。このことで着用感はより軽やかなものへと進化しました。同時に、全体的なリバランスを行い、この商品は「再生」されたのです。

 

 

本家サファリ・ジャケットが現存するように、いつの時代にも廃れない「本物」が存在します。今回、制作させていただいたサファリ・ジャケットもその血筋と言えます。

古き良きものが、時代の流れに合わせて変化することは必然といえるのではないでしょうか。

本作には現代の日本の技術が色濃く投影されています。このジャケットが時と共に味わいを増し、末長くお客様に愛されることを祈っています。

 

最後になりますが、この企画にご賛同いただいた多くの企業の皆様、そして貴重な経験をさせていただいた株式会社シップスのご担当者様、本当にありがとうございました。この場を借りてお礼を言わせていただきます。

「Hide in the Attic」

本日、J.S.Homesteadさんとの打ち合わせでBAYCREW’Sさんにお邪魔しました。

そこで、カタログをいただきました。

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「Hide in the Attic」

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T & S 2018SS Collectionの中から「Game Vest」が使われています。
カラーはイエロー。これはJ.S.Homesteadさんの別注カラーになります。

 

バティック柄とのスタイリングで超個性的と言えますが、ものすごくシックリきています。

寒色のパンツに合わせたシャツには暖色と寒色が使われています。シャツの所々に見えるイエロー系カラーとGame Vestのイエローがマッチし、ストラップのオフカラーはパンツの側章部分とカラーマッチさせています。シックリ見えるのは韻を踏んでいるからですね。

このスタイリングにおいてGame Vestが上下のバランスの均衡を取るのに一躍かっているのではないでしょうか。流石としか言いようのないスタイリングです。

 

元々は渓流で使用するギアでしたが、J.S.Homesteadさんにかかるとこうなるんですね。この仕事をやっていて「楽しい」と思える瞬間です。J.S.Homesteadさん、ありがとうございました。

 

『Heavy Dutyと都会との接点』が形になりました。

 

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街着やキャンプ、渓流釣りにどうですか??
ストックは減ってきていますが、J.S.Homesteadさんにて全5色展開中です!

Field Boots Making

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ビスポークブーツ職人の白樫さんと「Field Boots」製作がスタートしたのが、2017年4月のこと。「そんなに前だったんだ、、、」とブログを見ながら思い返す。

 

デッサンから木型をおこし、プロトタイプを作ってから修正を入れて、サイズサンプル作成までの1コマ1コマを非公開のブログにしていました。

この非公開ブログを2人の進捗状況の報告ツールとして使っていたのです。題して「Field Boots Making

 

その頃はもっと「くだけた言い回し」だったのですが、さすがにこのまま公開するのは恥ずかしい。ともするとお客様が読んだ時に「気持ち悪いんじゃないか?」おっさんが2人で、、、ということで、ヤバい言い回しは「世間体」を気にして修正しました。

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この度、ブーツの完成とともにブログ公開した次第です。

しかしこのブーツ、本気度が高い結果、値段も少し高い。果たして、セレクトショップ様でお取り扱いいただけるのか、、、

*登場するカラーはブラウンですが、カーキも現在製作中!

 

 

工場生産が悪い訳ではない。それは進化と言うべき画期的な製造方法だと思います。しかし、人類が考案した量産型の製造方法の多くは「ハンドメイド」を原点に置いているのもまた事実。「ハンドのような履き心地」や「ハンドのような耐久性」を目指して。

ハンドメイドに及ばないのであれば、いっその事「本物」を履きたくなる。
まして、Fieldで使用するならなおのこと。身を任せるに相応しいものでありたい。

よほどの大惨事がこのブーツに起きない限り、このブーツは修理を繰り返しながら履き続けることができる。こうしてエージングとともに「味わい深さ」が出てくるものだ。

消費の時代だからこそ「本物」を見極めたい。と、私は思うのであります。

 

「Field Boots」は白樫氏監修の元、日本のハンドメイドに拘って製作されています。

 

 

真打ち登場!

雑誌HUNTさんで連載をしてきたShooting Vestが上がってきました!

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いや〜 構想から1年、長かったですね、、、

アメリカの綿原料を浜松で生地にしてから岡山で縫製し、業界有識者にご意見を伺い、フィールドテストを経て、修正を繰り返しながらもようやく完成しました。

紙面でオーダーいただいたお客様、大変お待たせしました!
あと、僅かですが一部セレクトショップさまでのお取り扱いもございます。

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このベストは射撃はもとより、街着としても使えるように従来のShooting Vestとは一線を画した設計がなされています。(テクニカル面に関しては『Shooting Vest』をご参照くださいませ)そして、これからの季節はキャンプなどにも良いのではないでしょうか。

 

そうそう、女性のお客様からも多くのオーダーをいただきましたよ。
なんでも、レディースファッションのトレンド要素にこういったテイストがあるんだとか。

 

Shooting Vest お取り扱いセレクトショップ

試作革完成/閲覧注意!

閲覧注意!
このページには試作革を製作する過程において

その模様をお伝えするために
必要最低限の解体写真が含まれています。
ご注意ください!

 

日々、廃棄されている「動物の皮」に疑問を抱き、獣皮の有効活用をするべく「新たなるプロダクト製作」の模索がスタートします。 

 

基本的に、マーケットに流通しているレザー商品は「革用に飼育された」動物の皮なのです。
ですから「虫さされ」や「傷」などが無く、美しい革となるのですが、自然界の動物はどうなのでしょうか?

 

「見たことがないんです」

 

おそらく、レザーに長く携わられている方も「見たことがない」という人が多いと思います。何故ならば、流通していないからですね。

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これが「自然界の革」です。ところどころ虫食いのように穴が開いています。
これでは不均一すぎて、製品を作るのが難しいのです。そういった理由で有効化できずに毎日廃棄されている現状があります。

「これをなんとかできないか?」

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昨年12月の中旬、静岡県にて約120kgほどの猪の皮を解体後に採取しました。

この時期の猪は「脂」が美味い。ということで、解体場では脂の取り残しがないように綺麗に「皮むき」が行われます。

写真は部位ごとに分解が進行している段階で、下に敷かれているのが「皮」です。

 

この皮を「鞣す」ために出荷するのですが、その前に処理しなければならないことがあります。

耳など、鞣工程に不要な部分を切除し、猪の場合は「ヨロイ」を外し、毛に潜むダニをある程度駆除すること。などの作業をします。

*猪のヨロイとは、肩甲骨付近にある最も硬い皮下脂肪の塊のこと。これは正にヨロイの名に相応しい防御の要。基本的には戦いの際に身体を防御するためのものでしょう。
例えば、鳥撃ちに行って猪に遭遇したとする。手持ちの鳥撃ち用の散弾では、このヨロイを撃ち抜くことはできない。弾はヨロイを貫通できないのである。そんな時は撃ってはいけない。
また、日本では古くは竹刀の鍔にもヨロイを使ったんだとか。
ダニに関しては宿主の体温低下とともに離れるといいますが、この段階でもかなり付いていました。

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待つこと1か月、ついに「皮」から「革」へと変貌を遂げました。今回はあくまでも試作革なので、色はついていません。

Wild Boar Skin(猪革)の表面をよく見ると、毛穴が3つ1組になっています。これはPig Skin(豚革)と同じ特徴です。それと、高級革として知られるPeccary Skin(ペッカリー革)も同様ですね。

 

クロムではなく植物タンニンを使用した鞣は最高の風合いを生み出していて、不安は全くありません。最高の素材と言えるでしょう。この鞣に関しては、その特殊さ故に、次回に詳しくご説明します。

 

しかし個体差を考えると、洋服などの裁断には向かないかもしれない。
思っていたよりも難題だ、、、さて、どうしようかな。

 

渓流シーズンの前に、

来るべき「解禁」を待ちわび、Troutを夢見る。

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2018春夏、TAKE & SONSでは「Flyman」シリーズを中心に渓流釣りにフォーカスを当てたコレクションを展開しています。

 

秋冬の「狩猟」に対して、春夏は「渓流釣り」がフィールドライフの中心。
特に暖かい時期はバーベキューやキャンプなどと釣りを合わせて自然を満喫することができます。実に素晴らしい時間です。

 

そんなフィールドライフのスタイリングに、T & Sをどうでしょうか?
もちろん街でも着れますよ!

 

いずれもCASKETさんで販売中です!

 

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