秋冬のお知らせ。

みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

湿度が上がってきましたね、、、世の「おじさま」は私も含め、苦手なシーズンなのではないでしょうか。

 

私は、ここのところ「2018SS 展示会」に向けて、バタバタしております。そして、まもなく始まる「2017秋冬 商品」の納品準備と、他にも諸々、、、

これでは「山」に行く時間も取れません、、、いやはや、寂しいものです。

 

本日は、2017秋冬 商品の展開を目前に、展示会の模様をご紹介させていただきます。

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今年の2月に「2017AW TAKE & SONS Exhibition」を行いました。

あれから半年が経ち、いよいよ7月になると店頭に入ります!(Heavy Jacketは9月です)

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2017秋冬シーズンは「狩猟」が中核を成し、その象徴は「Hunting Jacket」となります。上に配置された雄鹿のトロフィーは、その印象を煽ります。

 

「やぐら」を立てて「木」と「鉄」で室内を構成。

空間表現したかったのは「あるハンターのTiny House」

 

室内に並べられたヘビーウエイトな洋服たちには、一切のトレンド要素も無い。

「こんな服を作っていて良いのか?」

「いいじゃない。男くさいのも!」私はそう思うのです。

 

 

男女共にスタイリングが似てきている。

時代と逆流するかもしれないが、男が着るからこそ格好良い服を作りたい。

私は、HeavyDutyと現代との接点を見出したいと考えています。 

いざ、浜松へ。vol.3

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前回は「綜絖通し(そうこうとおし)」で締めましたが、その前に書くべきことがありました。

それは、織機について。肝心なところを忘れておりました、、、

 

織機は、主に「旧式織機」と「革新織機」に分けられます。

T & Sでは、シャトル織機を中心に「旧式織機」が生み出す素材感に拘っていますが、今回は、あえて「革新織機」を使用します。

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選択したのは「エアジェット織機」
この織機は、空気の力で緯糸を飛ばしますが、そのスピードたるや目に追えません。さすが「革新」ですね。

 

では、エアジェットを使う理由は?
求める機能(『いざ、浜松へ。vol.1』を参照ください)を生み出すために、糸を極限の密度に打ち込む必要があるからです。

 

今回のHUNT企画「シューティングベストを作る」に相応しい生地を。それはフィールドにも通用する生地としてT & Sの定番素材となってくれるだろう。

これが上手くいったら、「Field Cloth」と名付けたい。

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綿の機場は、このような綿埃が凄まじい。

糸をリラックスさせるために「加湿」が必須となるために、いたるところに綿埃が付着するのだ。

 これらが舞ってしまったら生地に織り込まれる可能性があることから、しばらくは掃除もしない。

 

彼らが一番気を付けるのが「火」だ。

 

織機が超高速で動く際に、どうしても綿埃が空を舞う。
少しでも火花が出ると、一瞬で綿埃から綿埃へと火が伝わり、空間に火柱が走ります。

 

ここ浜松では、過去に何件もそうして焼失した機場があるそうだ。vol.4につづく。

じゃこ山椒

「裏山で山椒収穫するけど、いる?」

もちろん「いります!」

それは6月の前半のこと。山椒の実はできるだけ青いうちに収穫したい。

 

奈良時代平安時代といった
古代日本語には「緑」の概念がなかったそうです。

緑が生まれたのは鎌倉時代とも言われ、それが定着するのには
ものすごい時間がかかって明治時代初期と言われています。

山椒の実を「青」というのも、未だにその名残だそうで
外国人からすると不思議なことみたいですよ。 

 

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①酒 カップ1.5 / みりん カップ1/2 / 醤油 100mlを鍋に入れて、強火にかける。

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②煮立ったら、ちりめんじゃこ 200gを入れて弱火から中火にします。
焦げ付かないように、かき混ぜつつ注意してください。 

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③汁けが少なくなってきたところで、山椒の投入。
私はそのまま入れますが「山椒の香りが強すぎる」という人は、山椒を1分ほどお湯で煮てから入れるといいみたいですよ。
根気強く汁けを飛ばしたのち、5分ほどいりつけて完成です。

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これもまた、季節の「味」です。

Field Boots / mock up !

前回の打ち合わせから3週間。ついに対面です!

なお、モックアップにつき、画像はスケッチとさせていただきました。ご了承くださいませ。 

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それは「ハッ」と息を飲む瞬間でした。

 

力強さを備えたラギットな素材に、Japan madeの繊細な仕立てを施したそれには独特の佇まいがあります。

アメリカでもイギリスでもない「個性」がそこにありました。
こんな靴を待ち望んでいた。
想像以上の完成度に、興奮している私達がいます。

 

もの作りは面白いもので、必ずその人の個性が表れます。
この仕立てが醸し出す雰囲気には、ビスポーク職人 白樫さんの個性を感じずにはいられません。
「この人と一緒にできてよかった」そう思えるのです。

 これまで連絡を密に取りつつ、いつの間にかお互いを「あだ名」で呼び合うようになり、なんだか随分長く「お付合い」をさせていただいているような気がします。

 

本日はモックアップの修正を。
技術的な観点からは白樫さんが。デザイン的には私が。

次回は、いよいよ履ける状態になります!

 

しかし、面白いもので、第1作目となる「Field Boots」がまだ完成してないのに「次回作」の話しをしている私がいます。

この靴に対峙すると、創作意欲が湧いてくるんですね。それだけこの靴がパワーを持っているということなのかもしれません。

 

ビスポーク職人が作る量産品。これは楽しみです!
何より、私が楽しみです。

NEW Professional

今回もHeavyDutyな新車がドイツより入庫しました。

 

と言うと、わたくしのこと「車屋さん」とお思いになられると思いますが、それは違います!私はTAKE & SONSという洋服のブランドをやっております。

 

これは、私が日頃「HeavyDuty」と言っているのがきっかけで、同じくHDな車を扱うBellisさんからBlog依頼が来たのです。

 

当Blogに載せた理由は、これもまた現代の数少ない「HD Car」と言え、 HDなものに触れたら、何であれ興奮する私がいるからです。

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China Blueのそれは「G350d Professional」今回のターゲットです。

先日アップした旧プロフェッショナルはあの後すぐに売れてしまいました。
これも売れちゃうんだろうな、、、都会的なプロフェッショナルも良いですよ。

 

ご興味のあるお方は是非、以下をクリックの上ご覧くださいませ。

 

Urban Outsidersへ。

いざ、浜松へ。vol.2

手始めに「綿」の選定を行う必要があります。

我々は、世界の綿産地の中でもアメリカを選択しました。アメリカは東海岸のコットンです。
このエリアの綿は品質の安定とコストのバランスが良い気がする、、、と言うより、私はアメリカ産が好きだ。相性が良い。

 

 

「撚糸」という言葉はご存知でしょうか。
糸に撚りをかけることを「撚糸」と言います。「撚り」は「ねじる」ことですね。このことによって糸に強度が備わります。

 

各糸番手の標準的な回転数よりも、強い撚りをかけた糸を「強撚糸」と言います。

先ほど「撚糸によって強度が出る」とお伝えしましたが、必ずしも回転数が多ければ優れた糸というわけではなく、撚糸によって生地の風合いも変化するので、あくまでも「イメージ」の素材を作るために最適な回転数を導き出す必要があります。

 

ここで、簡単にコンセプトのおさらいを。

「ある程度、軽い」「強度」「風合いと味わい」を備えた生地にしたい。

 

ここで言う「軽い」とはT & S的に軽いというだけで、一般的には普通だと思います。
しかし、糸そのものはある程度細い必要があります。

そのため「強度」をHeavyDutyの領域にするためには強撚までもっていかなければならなく、同時に風合いも理想と変わってしまうだろうということが懸念されました。

そこで、2本の糸を1本に撚り合わせることを強度に対してのアプローチとしました。これを「双糸」といいます。

このことで強撚にする必要がなくなり、USAコットンの風合いを再現できる撚糸回数にできました。
厳密には、糸番手に対する標準回転数より少し多い回転を加えています。これは、コットンの「ケバ」を綺麗に巻き込みたかったからです。

 

 

こうしてできた糸を織機にかけますが、その前に準備があります。

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これは「綜絖通し(そうこうとおし)」と言い、生地の設計図の通り、必要な経糸本数を綜絖に1本ずつ通す作業。これを織機にセットするのです。

 

設計に関するので本数はお伝えできませんが、高密度の生地につき、凄まじい本数です。

何百本どころではない何千本の域です!vol.3につづく。

車のBlogを、

唐突ではありますが、車屋さんのBlogを不定期に書くことになりました。

 

皆さま、車はお好きでしょうか??

昨今、車離れというのが聞かれるご時世ではありますが、、、特に都市部においては「全く必要無い」というお方も多いのではないでしょうか。

 

私のブランド、TAKE & SONSは「HeavyDuty」を掲げて洋服作りをいたしております。そんなわけで、フィールドとは切っても切り離せないのであります。

当然「山に行く」となれば必要になってくるのが「車」で、これまた可能な限りHDな車を求めてしまう私がいます。現在の相棒もそうして選択した次第です。

 

そんなこんなで私にとって今回の件は、楽しみつつやらせていただいたお仕事だったのです。

 

今回のターゲットはこれです。「G300CDI Professional」

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日本のベンツディーラーではお取り扱いがない、とても希少なHD carです!

 

ここ「BELLIS」では、こんな感じのHDな車を中心に扱っております。

 

ご興味のあるお方は是非、以下をクリックの上ご覧くださいませ。

 

Professionalという選択