いざ、浜松へ。vol.3

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前回は「綜絖通し(そうこうとおし)」で締めましたが、その前に書くべきことがありました。

それは、織機について。肝心なところを忘れておりました、、、

 

織機は、主に「旧式織機」と「革新織機」に分けられます。

T & Sでは、シャトル織機を中心に「旧式織機」が生み出す素材感に拘っていますが、今回は、あえて「革新織機」を使用します。

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選択したのは「エアジェット織機」
この織機は、空気の力で緯糸を飛ばしますが、そのスピードたるや目に追えません。さすが「革新」ですね。

 

では、エアジェットを使う理由は?
求める機能(『いざ、浜松へ。vol.1』を参照ください)を生み出すために、糸を極限の密度に打ち込む必要があるからです。

 

今回のHUNT企画「シューティングベストを作る」に相応しい生地を。それはフィールドにも通用する生地としてT & Sの定番素材となってくれるだろう。

これが上手くいったら、「Field Cloth」と名付けたい。

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綿の機場は、このような綿埃が凄まじい。

糸をリラックスさせるために「加湿」が必須となるために、いたるところに綿埃が付着するのだ。

 これらが舞ってしまったら生地に織り込まれる可能性があることから、しばらくは掃除もしない。

 

彼らが一番気を付けるのが「火」だ。

 

織機が超高速で動く際に、どうしても綿埃が空を舞う。
少しでも火花が出ると、一瞬で綿埃から綿埃へと火が伝わり、空間に火柱が走ります。

 

ここ浜松では、過去に何件もそうして焼失した機場があるそうだ。vol.4につづく。